外部リンク作成支援ツール eLink Maker

概要

eLink Makerは、eCTDの編纂作業において必要となる外部リンクの作成を支援するMicrosoft® Word用のアドインツールです。

本ツールを活用することで、外部リンク作成にかかる作業負担を軽減し、設定漏れの防止にもつながります。

製薬業界におけるeCTDの編纂では、リーフ(PDF)間のリンクを設定するためにリンク元とリンク先を目視で特定し、
編纂システムやPDF編集ツールを使って手作業で外部リンクを設定する必要があります。

執筆者と編纂者が異なる場合、リンク元の特定に時間がかかるだけでなく、設定ミスや漏れが発生するリスクもあります。

eLink Makerは、こうした課題を解決するために開発されました。
Word文書の段階で外部リンク箇所をあらかじめ特定し、後工程である編纂作業時に活用できるリンク情報を提供することで、
外部リンク作成の効率化と品質向上をサポートします。

製品の強み

  • 効率化

    検索パターンやフォント色に基づいて、外部リンクの設定箇所を自動的に特定・設定できます。
    リンク先には、PDFの先頭ページまたは本文中の該当テキストを埋め込むことが可能です。

  • ライフサイクル対応

    eCTDのライフサイクルを考慮し、追加や更新が必要な箇所のみに限定してリンクを設定できます。
    不要なリンクの再設定を避けることで、無駄のないリンク管理が実現します。

  • 編纂システムとの連携

    eLink Makerで設定したリンク情報を編纂システム側で取り込むことで、外部リンク作成の効率と品質をさらに高めることが可能です。

  • 簡便な操作

    Microsoft®Wordに統合された直感的な操作画面で誰でも簡単に使用可能です。

  • コスト削減

    Authoring Proサブスクリプションプランをご利用中のお客様は、本製品のランニングコストが抑えられます。

主な機能

外部リンクの設定箇所を抽出

検索パターンやフォント色に基づき、外部リンク設定箇所を自動でリストアップします。
また、赤枠の括弧が閉じられていない箇所など、記載ミスも自動的に検出可能です。

リンクの設定

PDFの先頭ページまたは本文中の該当テキストを埋め込んだリンクの設定が可能です。

ライフサイクル対応

改訂時(ライフサイクル)に追加/更新が必要な箇所を自動で特定し、差分箇所のみにリンクを設定できます。

動作環境

eLink Makerは、以下の環境で動作を保証しております。

OSMicrosoft Windows 10, Microsoft Windows 11
Microsoft OfficeMicrosoft Office 2016, Microsoft Office 2019, Microsoft Office 365
RuntimeMicrosoft .NET Framework 4.7.2
Microsoft Visual Studio 2010 Tools for Office Runtime
空き容量1 G Byte以上の空き容量があるハードディスク
メモリOSが必要なメモリに加えて1 G Byte以上のメモリ

ご相談・お問い合わせ

+81 03 6427 9698

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